いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

健康な毎日を過ごすために

2017.10.10

こんばんは、ナースの嶋崎です(*^-^*)

朝晩涼しく、陽が落ちるのが早くなってきて、秋を感じますね。体調崩されてないでしょうか。という私が喉頭蓋炎になり、発熱し、お休みをいただいたり・・スタッフの皆さんにご迷惑をおかけしました。

さて、秋といえば…

食欲の秋

が1番多い答えではないでしょうか。
美味しいものが増えて、ついつい食べ過ぎてしまうことありますよね。気がつけばお腹周りが…体重が…そのまま年末年始に突入なんてことも。

私は保健師で働いていた時は特定健診、いわいるメタボ健診で、引っかかった方に保健指導をしていました。
皆さん、健康診断受けていますか?
受けている方も、ABCなどの判定結果を見て安心していたりしませんか。Bに近いAや、Cに近いBということもあります。検査の値を去年、一昨年、数年前と比べてみるのも大切です。

メタボ=肥満ではなく、太っていて血糖が高い、血圧が高め、中性脂肪が高めと異常になってきたらメタボといえます。
内臓脂肪肥満が重大な病気につながることがわかってきたので、腹囲(おへその上・お腹の1番太い場所)が基準値を超えていると要注意です。

昔に比べて体重が何キロ増えたかは、2Lのペットボトルを並べてみたら、目に見えて実感できますね。

内臓脂肪が蓄積する習慣
・満足するまで食べる
・甘い飲み物をよく飲む
・一食に米と麺など炭水化物の重ね食いをしている
・野菜が不足している
・間食をよくする
・夕食の時間が遅くて量が多い
・お酒をよく飲む
・睡眠不足気味
・運動不足
・タバコを吸う

などが挙げられます。

昔と体重は変わってないという人も、昔に比べたら疲れやすくなっていたりすると思います。それは、加齢により代謝が落ちて、筋力も落ちているからです。

痩せる為には筋力をつけるのが一番リバウドがなく、効果的です。もちろん、ウォーキングをしたりジムで筋トレをする方が短時間で結果は出てくると思います。しかし、時間や環境的に難しい方も多いのではないでしょうか。日頃の生活の中で身体を動かすことを増やす(エスカレーターではなく階段を使う、座っている時に背筋を伸ばす)ことを習慣にしていくことで少しずつ身体は変わってきます。よく動いたら汗をかくからすごい運動した!という感覚になりますが思っているより消費カロリーは少ないのです。ウォーキングしたからビールやジュースを飲むと、せっかく運動したカロリーはチャラどころか、プラスになってしまいます。

きっと、皆さん「定年後は、こんなことしたい」「まだまだ旅行に行ったり、いろんなことをしたい」「元気でいたい」など、未来の自分を描いていると思います。今の自分の身体は、今までの自分がつくりあげたもの。未来の自分の健康をつくるのは、これからの自分自身です。
是非、ご自身のためにも、ご家族の為にも、定期的に健康診断を受けていただきたいと思います。
健診を受けて、何か見つかったら怖いという理由で受けない方もいます。私にしたら、症状が出てから調べたら、進行していたとわかる方が怖いです。

でも、価値観は人それぞれですし、その方の人生にまで、口出しはできません。

私は、看護師としてがんセンターでの勤務、保健師として健診業務をしてきて感じたことを書かせていただきました。(メタボについて詳しく知りたい方は厚生労働省の「e-ヘルスネット」をご覧ください)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

「ダイエット点滴」やサプリメントは、それをしたら痩せるのではなく、代謝をあげてくれる補助をしてくれるので、実施された方は、是非活動量も増やしてみて下さいね。

カテゴリー|
いちみや皮フ科クリニックのホームページ