いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

花粉症皮膚炎

2017.02.28

こんにちは。ナースの吉井です(*^^*)
日中は暖かい日が多くなりましたね。春が近づいてきてるな~って感じでウキウキします。早く花見がしたい!
私は花より団子の方ですけど・・・(≧▽≦)

春といえば花粉の季節ですよね。花粉症で鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目の痒み・・・と辛いですよね(+_+)

本日は花粉症の時期に起こる肌の炎症についてです。

花粉の飛散量が多いこの時期は花粉が原因で身体がアレルギー反応を起こし痒みが生じ、そのため目を擦ったり鼻を一日中かんだりと常に肌は摩擦を与えられる状態となります。
気温の変化もありお肌も乾燥がちで知らず知らずのうちにかなりの負担がかかっています。
つまり皮膚のバリア機能が低下しやすくなるという事です。

最近お肌全体が痒かったり肌が乾燥して粉っぽかったり腫れぼったくなったり・・・
こんな症状がある方は花粉症皮膚炎かもしれません( ゚Д゚)

くしゃみや鼻水、鼻づまりが無くても花粉症の症状は肌に出ます。
ある研究所が女性100人に「花粉症の時期に肌荒れで悩んでいるか」というアンケートをとったところ9割の方が「YES」と答えたそうです。

・目や鼻の周りに痒みがある その部分の肌の色が変色している
・赤いニキビのような小さな発疹がある
・白く粉を吹いている
・マスクが肌に触れるとヒリヒリする

このような症状の方はどれもバリア機能が低下して起こる症状です。
お肌がデリケートになるとメイクのノリも悪くなるし気分も下がってしまいますよね(/ω\)

そんな時はいちみや皮フ科クリニックにお任せください(^_-)-☆

炎症を起こした肌の治療からスキンケア指導までトータルにお肌の悩みを解決いたします。
低刺激で効果抜群のローション代わりになるお薬や塗り薬、内服薬など症状に合ったお薬が処方されます。
ですが処方されたお薬を使用しても毎日のスキンケアが誤っていれば肌の回復は当然遅くなってしまいます。

花粉症皮膚炎はバリア機能が低下して肌の表面の膜が壊れてしまった状態。
今までOKだった基礎化粧品の成分もヒリヒリ刺激になることも・・・。
そんな時はお肌に触る回数を減らし刺激を与えないことが大切です!
こすりすぎないこと、さわりすぎないこと、落としすぎないこと
先生が口をすっぱくしていわれることですね。
是非この機会に基礎化粧品も見直してみましょう('◇')ゞ

また、スキンケア指導では正しい洗顔のやり方からご指導させていただき、敏感肌の方のためのお薬と併用して使用できる院内処方の保湿美容液や赤ちゃんでもご使用出来る日焼け止めクリーム、ミネラル100%のファンデーション等のご案内も行っております。
各種化粧品のサンプルやトライアルセットもご用意しております。

これら日焼け止めやファンデーションは洗顔料だけで落とすことが可能です。
分子の細かいリキッドファンデーションや紫外線吸収剤が入っているUV商品は毛穴の奥まで入り込み経皮吸収するため洗浄力の強いクレンジングでないと落とせません。しかしクレンジングには界面活性剤や防腐剤が配合されている物が多く、それら添加物によってお肌のセラミドを減らしてバリア機能はますます失なわれてしまいます。
また、クレンジングによる落とし過ぎや擦りすぎにより赤みや乾燥など、肌トラブルも起こしがちになってしまいます。

低刺激でカバー力があり肌に優しい成分のみで作られたミネラルファンデーションに変えることでリキッドファンデーションは必要なくなります。

つまりクレンジングは不要となりますのでお肌に触れる回数も減り、添加物の負担もなくなりますので敏感肌の方の改善につながります。

いちみや皮フ科クリニックでは病気を治すだけではなくその後のスキンケアまでしっかりとサポートし、患者様に綺麗になっていただきたいと心から願っております。

春は間近・・・🌸
当院オリジナルのセラミド美容液でバリア機能を高め
花粉症皮膚炎を一緒に乗り切っていきましょうね♡

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保湿のホント☆

2017.02.27

こんばんは、院長の一宮です(^^)
最近、一週間があっという間です!
週末の食べ過ぎ、飲み過ぎでゆうべは胃腸の具合が悪く、もう無理してはいけない歳だと反省しました(^^;

当院オリジナルセラミド美容液、APSローションともにとても好評で、スタッフが頑張って毎日作っていますが製造が追いつかないくらいの状態です。防腐剤や酸化防止剤など一切入っていない作り立てを毎日お渡ししておりますので安心してご使用いただけます。期限内にご使用くださいね。
今日も、セラミド美容液を使い始めて肌荒れしなくなった、小じわが消えたと嬉しいお言葉を頂きました。私自身、セラミドをスキンケアに取り入れるようになって、”肌が潤うってこういうことなんだ!”という実感があります。

前回のスキンケアのお話しの続き、基礎化粧についてを・・
診察の時に普段のスキンケアをお尋ねするとほとんどの方が洗顔後に化粧水・乳液です。
冬場だから乾燥対策しないと・・と化粧水や乳液たっぷり塗ってるから保湿できてます!と思われている方が多いです。

・・そもそも保湿ってなんでしょうか?肌の表面がしっとりしていること?ヌルっとしていること?
皮膚科医の答えは角質の水分量をあげてそれを維持できている状態のことです。

化粧水のほとんどの成分は水分ですので、それだけ入れてもすぐに蒸発してしまい保湿にはなりません。角質の中で水分をサンドイッチのようにはさんで維持するセラミドが必要です。化粧水で是非取り入れてほしい有効成分はビタミンⅭです。ビタミンCは水溶性なので化粧水との相性が良いからです。しかしビタミンⅭはそのままでは安定性が悪く、入れてもほとんど機能しません。これを誘導体にして肌の奥に届いてしっかり力を発揮する形にしたものが良いです。当院のオリジナルAPSローションがこれです。

では保湿は?乳液でしょうか?
残念ながら一般的に販売されている乳液のほとんどは油分で出来ているものが多く、塗ったときは潤った感じがしますが、表面に油分をいくら塗っても角質水分量があがらないため保湿にはなりません。保湿にはやはりセラミドです。その他、ヒアルロン酸、アミノ酸なども同様に水分を保持する機能があります。セラミドは水溶性でないので化粧水よりは美容液に入っていることが多いです。当院のセラミド美容液にはヒアルロン酸も入っておりますので保湿、保水の効果が高いです。

化粧水・乳液のスキンケアを信じて続けて来られた方はいまだに美容液を取り入れない方が多いですが、乾燥やアトピー、湿疹、赤みなどの肌トラブルの方、また加齢とともにセラミドは減ってくるものですので、アンチエイジングされたい方には化粧水・乳液2本使うよりもセラミド入り美容液1本の方がよほど保湿になります。
保湿が上手に出来てくると、肌のターンオーバーが正常になりくすみがとれて肌質が明るく、乾燥や小じわがなくなり潤ったみずみずしいお肌になります。

毎日、最低2回はするスキンケア、正しいものを正しく使う、いつまでも美しくてみずみずしいお肌を保つためにも是非セラミド取り入れてみてくださいね(^^♪

おまけ

きのう家族で行った老舗の洋食屋さん。ずいぶん昔、もう20年以上前ですが(^^;まだ私が中学生だったころに塾の帰りに父が頑張ったご褒美によく連れて行ってくれていた懐かしい思い出のお店です。

変わらぬ味と雰囲気にほっこりしました。

明日28日(火)の午後診療は子供の行事参加のため、午後3時半~となります。ご迷惑おかけして申し訳ありませんがご了承ください<(_ _)>
エステは通常通り行いますのでご利用ください。

週末☆皮膚科講演会・地方会

2017.02.26

こんにちは、院長の一宮です(^^)
週末みなさんいかがお過ごしでしたか?
私は土曜、日曜と皮膚科の講演会と地方会でお勉強の週末でした。

土曜の講演会は皮膚リンパ腫と乾癬のトピックスについての講演を聞いて勉強しました。美容もですが皮膚科の治療も日々進歩です、ちゃんと勉強して最新の治療が提供できるようしっかりアプデートしておかないとですね。

懇親会後に仲良し女医さん達と二次会、高層階の夜景に似合う光るカクテル✨私はここでもガッツリ🍺でした。
沢山食べて喋って楽しい夜でした(^^♪

そして日曜日は朝から早起きしてまた学会、帰りにみんなで女医会(*^-^*)
こんな時間があるからがんばれます(^^)

よく学び、よく喋りよく飲んだ週末でした(*^-^*)

ほとんど家にいない週末でしたが日曜は夫と息子は別府タワーに遊びに行ったそうです。地元の人は意外と行かない穴場かなー?家事、育児に協力的な夫が留守番してくれるので助かります、いつもありがとう(^^♪

スキンケア指導

2017.02.24

こんばんは、院長の一宮です(^^)
今日はお昼休みスタッフミーティングを行いました。定期的に患者様向けの化粧品やスキンケアの知識確認、スキルアップ、またスタッフにとっても働きやすい職場環境を整えたいという主旨で今日は話し合いをしました。
スタッフの意見に耳を傾ける貴重な時間です。

さて、ほぼ毎日スキンケアのお話しばかりしていますが、また今日も(^^;
当院ではお顔の診察の場合、保険、美容に関わらず、必要な方、またご希望の方にはスキンケア指導を行っております。
自分にどんなスキンケアが合っているかわからない、やり方がわからない、こんな肌トラブルがあるがどれを使っていいかわからないなどなどお気軽にご相談ください。

普段のスキンケアを朝・夜に分けてお聞きし夜はクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリームなど朝はそれにメイクの内容までお尋ねします。
ここが間違っていると治療が思うような効果が出ないことが多いからです。スキンケアって女性に毎日のこと、しかも朝・晩2回です。
尊敬する新潟の野本真由美先生が美容皮膚科医は患者さんの非日常=レーザーなどのクリニックでの施術だけでなく、日常のスキンケアに介入しないといけないのだと先日の女医会でおっしゃったことが印象に残っています。

スキンケアについてはお伝えしたい内容が多すぎるので少しづつブログで綴っていきたいと思います。

肌トラブルの方、まず、クレンジングをやめましょうと言います。ふつうのメイクしてるとやめられるわけないでしょ!ってなります。以前は私も使っていました、でも今は洗顔フォームだけです。クレンジングをやめるにはメイクを変えないといけません。洗顔だけで落ちるメイク、ミネラルファンデーションです。下地を使いたい方はノンケミカルつまり紫外線散乱剤の日焼け止めなら洗顔で落ちるものがほとんどですのでこれが下地変わりです。

カバー力あるの?きれにつくの?物足りないんじゃないの?ってはじめは皆さん半信半疑です。いくらお肌に良いと言われてもきれいにつかないとメイクの意味がありませんよね。今お使いのファンデによって満足度は個人差ありますが、思ったよりカバー力あるし、きれいにつくわ~、と言われる方が多いです。ご希望の方はパウダールームでミネラルファンデによるメイクをお試しいただけます。カラーもありアイメイクやチーク、リップもあります、眉もかけるしアイライナーもひけます。マスカラ以外のフルメイク可能です。もちろん、私もスタッフもミネラルファンデのユーザーです(^^)私はノブのUVミルクの日焼け止めとパウダーを混ぜて手で伸ばして使ってます、きれいにつきますよ~(^^♪

クレンジングをなぜ使ってほしくないかというと、クレンジングにはメイクを浮かせる油分と水と油をなじませる界面活性剤が入っていてこれが肌のうるおいに必要なセラミドを擦り落としてしまうからです。セラミドが減ると角質に水分が維持できなくなりうるおいがなくなります。うるおいがなくなると肌代謝、ターンオーバーがうまくいかなくなり、アトピーなどの皮膚炎、にきび、くすみ、シミ、肌荒れ、乾燥の原因になります。レーザー治療、にきび治療、アトピーの治療色んな治療をするのにはまずベースを整える=角質水分量をあげる、これが基本です。ここが整っていないと肌が治療に耐えられず乾燥したり、炎症起こしたりします。基礎が整ってこそ次のステップに行けるって何事もそうですよね・・。

そしてやはりここでも、”こすらないこと”が基本です。1日何十回こすらないでくださいって言ってるかなー。

スキンケア指導の見直しは、まずはクレンジング、ファンデーションあたりからがおススメです。化粧水・乳液などの基礎化粧についてのお話しは長くなりましたのでまた次回にしたいと思います。

おまけ

一宮家の食卓(^^♪
常備菜。

帰宅して10分でご飯食べられます(*^-^*)

明日は土曜日、がんばりましょう~!(^^)!

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