いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

扁平母斑治療

2017.03.21

こんばんは、一宮です(^^)

長男が帰ってきて生活リズムが乱れ気味の我が家です(^^;
オリジナルコスメと同じくらいラシャスリップス売れてます(^^♪私もそろそろ買い替えの時期ですが在庫が少ないと遠慮してしまいます。

きのう聞いたセミナーでの扁平母斑の治療についてです。
扁平母斑は生まれつきの茶色い平らなあざです。お顔など目立つところにあるとシミのようにも見えて気になります。

扁平母斑にはレーザーの効き具合によってタイプⅠ、Ⅱ、Ⅲにわかれます。

タイプⅠ・・レーザー治療で濃くなってしまうタイプ、レーザー適応になりませんので遮光とハイドロキノンで保存的治療になります。場合によっては手術の選択肢もあります。
タイプⅡ・・レーザーが著効するタイプ。Qスイッチルビーレーザーで治療します。保険治療適応ですが、回数、期間に制限があります。遮光、ハイドロキノンとビタミンCなどを併用します。
タイプⅢ・・レーザー後3か月くらいで毛穴に沿って点状に再発するタイプです。再発の程度によりますが再発に対してトーニングの治療が10回~20回程度必要となることがあります。

どのタイプかはテスト照射を部分的に行い1、2か月の経過を見て判定となります。残念ながらタイプⅠが圧倒的に多いです。私自身、左腕にある扁平母斑をレーザーしましたがタイプⅠだったので照射後に濃く再発してしまいました。

小さい頃からずっとお悩みで、進学や就職を機に治療に来られる患者様もいます。当院でも現在治療中の患者さまが何人かいらっしゃいます。長期の経過はまだ終えていないですが、今のところルビーレーザーとトーニング併用で経過良好の方が多いです。
レーザーで確実にきれいになるなら絶対おススメしたいのですが残念ながらそうでない場合も多いのが現状です。患者さんにとって最良の治療を見極めて慎重に納得して治療を受けていただきたいと思っています。治療ご希望の方、説明だけでも聞きたい方ご相談くださいね。

おまけ

博多の帰りに、大好きなご飯の友です(^^♪

ご飯がすすみます(*^-^*)

いちみや皮フ科クリニックのホームページ