いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

薄毛治療

2017.03.24

こんばんは、一宮です(^^)

きのう新しい機器のデモを受けたスタッフが朝礼で顔がかなり腫れていて人相が変わっていてみんなびっくりヾ(≧▽≦)ノ
やはりデモは大切だと痛感しました。ダウンタイムがある治療はその時期やっぱりツライです、効果がどれくらいでるかでそれを受け入れる価値があるかが決まります。ダウンタイムが大きいほど一般的にはキレイになります。そのスタッフも顔中のカサブタ取れたらハリウッド女優みたいになってるかもよ~ってみんなに言われてました、笑。あ、でも夕方には腫れは引いてほぼふつうの顔のサイズに戻っていました。
個人差の大きい治療は特に慎重に見極めて本当に良いものを私自身、スタッフも実感したものだけ導入を決めます。あとは業者さんのバックアップ体制、これは裏方のお話しになりますが、本当にメンテナンス含めた対応は業者さん、患者さんとの信頼関係においてもとっても重要なポイントです。

さて今日は薄毛治療についてです。当院では男性の薄毛にはプロペシア、フィナステリド、ザガーロの3つの内服薬を処方しています。プロペシアは一番有名で歴史も長いのでみなさんご存知かと思います。男性ホルモンを直接ブロックすると副作用が出ますので、ひとつ前の還元酵素を阻害することで発毛を促進します。毛周期には成長期・退行期・休止期があります。成長期は通常2年から6年で、退行期・休止期は合わせても数か月です。つまりほとんどの毛は成長期なのですが、薄毛AGAが進行するとこの成長期だけが短くなります。つまり、伸びて太くなる時期が短くなると成長する前に抜けて新しく生え変わるため全体として生えたばかりのうぶ毛の割合が増えます。このうぶ毛が10%を超えるとAGAが進行しているサインとなります。上の3つの内服はいずれもこの成長期を延長することで1本1本を太く長くし全体のボリュームを出し薄毛を予防するだけでなくしっかり太い毛を発毛することが可能です。
もうずいぶん前になりますが、この治療を開始した時に、飲んで毛が生えるなんて本当なんかな~って半信半疑だったのですが、本当に半年、1年経過を診ていると個人差はありますが98%の有効率というデータ通り、びっくりするくらい毛が生えて若々しくなります。
髪の量が変わると見違える程見た目年齢の印象が変わります。

3つの内服の違いですが、プロペシアは前頭部型、つまりおでこが薄い方には効果発現が遅い傾向にありますが、ザガーロは生え際にも効果が高くでます。フィナステリドはプロペシアの後発品です。頭頂部型、前頭部型それぞれタイプ別に診断して、費用など含めて説明致しますのでご相談ください。

また、塗り薬による治療もあります。
塗り薬で発毛するエビデンスがあるのはミノキシジルです。これは男性用、女性用とあって濃度がそれぞれ違います。
女性も年齢で薄毛になる方が多いです。抜け毛が増えてきた、コシがなくなってセットしづらくなってきたなどなど、ボリュームが減ると急に老けて見えますのでやはり髪の毛ってお肌と同じく見た目年齢に大きく影響します。
女性用ミノキシジル使われている方多いですよ、ご相談くださいね(^^)

おまけ
こちらは、ゼオスキンです。普通じゃない化粧品、治療薬としての基礎化粧のラインになります。必ずっていう言葉は滅多に使えませんが、本当に必ずお肌が変わる化粧品なんですよ(^^)
またゆっくりブログでご案内したいと思います。

明日は土曜日ですね~今週はあっという間の1週間でした!
週末ラスト1日がんばりましょう(^^)/

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