いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

ニキビ治療☆ショートコンタクトセラピー

2017.04.19

こんばんは、一宮です(^^)
暖かくなりましたね~、一気に春通り越して夏?みたいな陽気、きのうまで暖房つけていたのに今日は除湿にしてました(≧∇≦)b
今日も沢山ご来院ありがとうございます。
診察やレーザー施術の短い時間ですが患者さんと色々お話しするのが楽しみです(*^-^*)

さて、今日はニキビ治療のショートコンタクトセラピーについてです。
ニキビ治療の最初の一山を越えて、赤ニキビが減ってだいぶキレイになった患者さんが増えてきました。3か月以上使用すると耐性菌などの問題から処方できない薬もあり耐性菌が出来ないお薬に切り替える時期になります。
赤ニキビがおさまって、さらに毛穴をきれいにしたり、面皰予防のためにアダパレンや過酸化ベンゾイル、またはその合剤を処方します。使い続けても耐性菌の心配もなく、ツルっとお肌がきれいに毛穴の黒ずみもとれてきて保険のお薬としては本当にびっくりするくらいきれになるんですが、刺激感が強く出る場合があり、ヒリヒリして使えないという声もよくお聞きします。

せっかく赤ニキビがなくなってきたのに、ここで治療中断したら若い方はまた再燃してしまい、もったいないんです。そこでショートコンタクトセラピー。
難しい横文字に思えますが、お薬をいつも通りつけて15分くらいで洗い流すというだけなんです。え?一晩中つけていたお薬を洗い流して効いてるの?と思われるかもしれませんが、15分でしっかり皮膚に効果があることが証明されており、ヒリヒリや赤み、皮剥けなどの副作用が出にくくなるため、とても有効な使い方です。
実際に、ヒリヒリして塗り薬やめてしまいましたと言われる患者さんにこの使い方を説明するとヒリヒリしなくなり毎日使えるようになりました!という方が多いです。それでもダメな場合は1日おき、2日おきなど間隔を空けてでも、とにかく継続が大事です。
せっかく保険治療で出来る優秀な外用薬、ちょっとしたコツで上手く付き合って使い続けましょう~(^^♪

私が医者になって10年以上ずっと保険診療のにきび治療は抗菌剤だけの時代でした。それも耐性菌が出来ると効かなくなるし抗生剤でめまいがきたり副作用があったり、長期で抗生剤飲むのも嫌だしって感じでニキビの患者さん来ても保険診療だとどうしてあげることも出来ない苦しい時代でした。
それが、アダパレンや過酸化ベンゾイルの登場でびっくりするくらいキレイにニキビは治る時代になりました。本当に目の前の患者さんがどんどんキレイになっていくのを診るのはうれしいです(^^)

ニキビは皮膚科で治る時代です!

おまけ
おつかれさまビール🍺
最近、アルコール飲むと麻酔が効いたようにすぐ爆睡してしまうアラフォーです(^^;


明日は木曜で午後休診ですm(__)m

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