いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

ニキビ外用薬の副作用について

2018.12.07

こんばんは、一宮です(^^)

今日は一気に冬が来た寒い1日でしたね~⛄

寒いのと、先週施術やり過ぎたせいかお肌が乾燥気味だったので久々に診療後にセラミドたっぷり塗ってヒーライトしました。
しっとりしていい感じです(^^♪ついでに手にもあてるとスベスベですよ。

さて、今日はニキビ外用薬の過酸化ベンゾイル製剤について、エピデュオ、ベピオ、デュアックがそれにあたります。

ニキビの患者さんで最近よくお薬塗ってたら顔がヒリヒリして赤い、塗ってない首まで赤く痒くなったけど、大丈夫でしょうか?というご相談で来院される方が多いです。
最初の2週間は赤くなったりヒリヒリしたり、カサカサ乾燥したりすると説明してますが、お薬変えた時なども同じ反応が出たりしますし、薬変えてなくても塗る量を増やすとヒリヒリ感や赤みが出ることもあります。
フェイスラインから首にかけてはお薬の反応が強く出やすいため洗顔や入浴時顔にぬった外用剤が首に流れて反応が出ると思われます。
あまり痒みが辛い方にはかゆみ止めなどの別の外用剤を処方しますが基本的にこのような症状は一時的で心配ないです。
お写真を見せて説明するとみなさん安心されます。赤みやヒリヒリの時期はつらいですが、代謝が上がって毛穴が詰まりにくくなっている証拠、むしろ良い反応でその後ニキビが落ち着いてキレイになることが多いです。
辛い時は無理せず、今日は痒みを抑えるお薬、明日はニキビのお薬など交互に使ったり、お休みしながら使ったり工夫しながら、少しづつでも継続して頑張って乗り越えましょう。

ただし、かぶれた場合は使用中止して頂きます。3%程度ですが100人使ったらやはり3人くらいはかぶれてしまいます。
かぶれは通常塗ってから2、3日以内に起こります。かぶれは痒みが非常に強く、顔が腫れぼったい、浸出液が出る、水疱が出来る、熱感があるなど明らかに異常な反応と分かります。

中庭のカツラの木もすっかり落葉。

もう冬なんですね。
院内は暖かくしてお待ちしております(^^)

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