いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ
手で洗わない洗顔☆
2017.10.21
こんばんは、一宮です(^^)
台風近づいて来てますね(≧◇≦)土曜日、雨の中ご来院ありがとうございます!
ブログを読み物として小説みたいに夜中にまとめて読んでますとか、初診で来られる時に読んで治療について理解を深めて来てくださる方も増えてありがたいです(*^-^*)
さて、当院のスキンケアの5原則の中で私が最も重要だと思っているのは、”こすらない”です。
美容の患者さまは当院スタッフから必ず聞いているキーワードだと思います。
こすっていないと思っていても、私から見たらこすってる方も結構います。肝斑や色素沈着の方はこするスキンケア習慣の方が多いです。私達の言うこすらないっていう定義は”手を顔の上でずらさない”でしょうか。
洗顔、基礎化粧、メイク、タオルで拭くときなど、顔に手やタオルをのせたらずらさずに優しく離す、これの繰り返しです。化粧水をつけるときの無意味なパッティング、クリームなどを顔に数か所ちょんちょんつけて顔の上で伸ばす、これはかなりこすっている部類に入ってます。メイクする時はなるべく点でなく面で、手のひらや大き目の柔らかいパフを上手に使いましょう!
1日何回お顔を触っているか数えたことありますか?朝起きて、顔を洗ってタオルで拭いて、化粧水、美容液、乳液、下地、日焼け止め、ファンデ、チークに・・夜はクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、などなど、1アクションにつき顔を触る回数は5回はかけてます。すると、おそらく少ない方でも女性は100回は触ってます。多い方は数百回。その100回をこするか、優しく触れるかでお肌は変わります。
こすってないですって思ってる方も、もう一度こすらない、見直してみてください。
また、洗顔、化粧品、スキンケアなどのご相談受けることが多いのですが、洗顔について。
最近患者さんに手で洗わないでくださいってお伝えしております。
ほとんど、は?ってリアクションです(笑)じゃあ何で洗うの?ブラシ?スポンジ?タオル?モチロン違います~。
答えは”泡”で優しく洗ってください、モコモコ泡で、手が顔の皮膚に触れない程度に優しく、そして洗い流すときも手のひらでゴシゴシせずに、お湯を入れた洗面器や手ですくったお湯などに顔を優しくつけてお湯だけが優しく触れる、くらいの気持ちで流してください。シャワーを顔にかける、はもちろん厳禁です。
ただ、これを実践するにはおそらくリキッドファンデやコンシーラー、ふつうのファンデーションでは無理かと思われます。
ミネラルファンデやノンケミカルの日焼け止めなど、洗顔だけで落ちるメイクであればこの洗顔方法で可能です。
私もこれを毎日実践するようになって本当にキメが整う、ツヤが出るを実感してます。そんなことで!?って思うかもしれませんが、以前にも書きましたが、タダで出来る一番の美肌ケアはこすらないこと、です。美容の患者さまで当院のスキンケア指導を聞いて真面目にこれを実践された方は次の診察の時にご自身のお肌の変化にびっくりされます。
逆にいくらレーザー治療されても普段のスキンケアが逆方向にいってしまうと中々思うような結果が得られないこともあります。クリニックに来て受ける非日常の施術だけでなく、日常のスキンケア習慣を見直す重要性を知っていただく、これも皮膚科医の責務であると感じてます。
こするとなぜダメか?こすると皮膚の角質にあるセラミドをどんどん擦り落としてしまうからです、セラミドが減ると角質の水分量が減り、キメが荒くなり毛穴が開き肌のターンオーバーが遅くなりメラニンが溜まりやすくクスミやシミができます。
肌代謝、セラミド、これをいつも意識してスキンケア指導、美容治療をしています。
お肌のお手入れも、なんとなくこすったほうが汚れが落ちる、なんとなくこの化粧品が良さそう、ではなくきちんとしたエビデンス、皮膚科医理論の上で提案しています。
今日もまたかなりお肌オタクなブログになってしまいました(^-^;
でも、面倒くさい、そこまでしなくていーわと思わずに出来るところから是非やってみてくださいね、習慣にしてしまうと擦ることにすごい違和感を感じるようになります。
真面目に信じて実践してくださる方ほど本当にキレイになります✨
おまけ
差し入れいただきました(*^-^*)みんな大好き、友永パン🎶
忙しかった診療後、お腹空いたーって時にスタッフと美味しくいただきました(^^♪わざわざ寄っていただいたそうで、ありがとうございます(*^-^*)
久々に、常備菜(^^♪オイシックスで(^_-)-☆
初めて食べた”おかひじき”シャキシャキ食感美味しかったです。
みなさま、台風に気を付けて週末をお過ごしください(^^)/