いちみや皮フ科クリニック スタッフブログ

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎に朗報です!!

2020.06.25

こんにちは、看護師の荒川です(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾
梅雨の晴れ間でも、もう夏本番と言わんばかりの日差しで、毎日暑いですね!

私たちいちみやスタッフは、マスクに、日傘、サングラス、UV手袋にUVストールなど、皆さまざまな紫外線対策グッズを駆使しながら通勤しています!!

さて、今日はアトピー性皮膚炎についてお話しさせてください。
アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が良くなったり、悪くなったりを繰り返す病気です。

原因は完全には明らかにはなっていませんが、遺伝的に皮膚の乾燥とバリア機能の低下があります。

またそれらに関連して、汗やホコリ、食物やダニのアレルギー、ストレスなどが悪化の因子とされています。

私自身もアトピー性皮膚炎なのですが、季節の変わり目や、体力が低下している時などは湿疹が出やすいです。

治療の目標は、遺伝的な体質が原因なので、病気を治すことではなく、皮疹をなくして日常生活を普通に楽しく送ることです。

当クリニックでは、皮膚のバリア機能を補う(保湿剤)と、炎症を抑える治療 (ステロイド療法)、プロトピック軟膏などによる外用療法、V-TRACによる光線療法がありましたが、これまでの治療でなかなか効果が見られなかった方や難治性の方には、外用療法と併用した上で、デュピクセントという自己注射療法も選択肢の一つとして増えました!

デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」という物質の働きを直接抑えることで、皮膚の内部に起きている炎症反応を抑えることによって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善します。

(適応にはDrの診察が必要です。またデュピクセントは生物学的製剤による治療で、医療費が高額となることがあります。その際は医療費助成制度などの活用をご案内させていただいています。)

投与方法は、2週間毎に1回自己注射を行う治療となりますので、患者様が在宅で安心・安全に実施できますよう、初回導入時は数回クリニックで指導させていただいています。

アトピー性皮膚炎の治療では、患者さんが自分の状態をよく知り、継続して治療に取り組むことがとても大切です。うまくこの疾患と付き合い、目標である皮疹をなくして、毎日を楽しく過ごせるよう、私たちも精一杯のお手伝いができたらと考えています。

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、是非ご相談ください。

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アトピー性皮膚炎・デュピクセント

2020.06.17

こんばんは、一宮です(^^)

本日も沢山のご来院ありがとうございました。
夕方は混み合う日が多いです。朝一番、午後一番の時間帯が比較的空いています。

さて、忙しくなってきた診療の合間、お昼休みにデュピクセントの勉強会をしていただきました。


これまでのステロイドを使った対症療法とは違う、アトピーの炎症の元から断ち切る画期的な治療法です。
素晴らしい治療なのですが保険適応でも高額、そして高額医療費の申請や事務処理などに手間がかかるという難点もあります。
最近は患者様からデュピクセントについて聞かれることも増え、認知度と期待が高まってきているのを感じています。

私自身、小さい頃から学生時代まではずっとアトピーがひどく悩んでいたので、悩みの深さはとてもわかります。
アトピーで悩む患者様の希望の光になると思い、みんなで勉強会をして当院でも導入することにしました。15歳以上が適応です。詳しくは診察でお話しします。

今日のチコさん(^^)

最近、何度注意しても言うこと聞かないところが息子たちに似てきてるけど(笑)でも何してもやっぱり可愛い(*^-^*)

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デュピクセント勉強会 ~金額編~

2020.03.02

こんにちは。受付の住吉です。
昨日はアトピー性皮膚炎の勉強会を開いて頂きました。
治療の基本は皮膚のバリア機能を補う治療【保湿】と、炎症を抑える治療【抗炎症療法】です。
患者様のその時々の症状の程度やライフスタイルなどに応じて適切な治療を組み合わせます。

確実な診断、重症度の評価をした後、治療の目標やゴール共有した上で以下のような治療が行われます。

今日は全身療法、【デュピクセント】についてご紹介させて下さい。

過去に院長もブログにて内容を説明しておりましたので今回は金額面をご説明致します。

デュピクセントは保険適用ですがとても高額な薬剤です。

ですが、高額療養費制度の対象になります。月間の自己負担の上限額は、年齢や世帯の所得により異なります。
高額療養費制度の適用を受けるには、事前に加入する保険者から
【限度額適用認定証】を発行してもらい、受診の際に医療機関、薬局の窓口への提出をします。
受診時に提出が間に合わなかった場合は、、
通常の医療費(3割〜1割)を支払った後に上限額を超えて支払った分の払い戻しを申請して下さい。

他にも医療費負担が軽減される制度があります。
・付加給付制度(健康保険組合等の独自制度)
・学生などへの医療費補助制度
・子供への医療費補助制度
・ひとり親家庭への医療費補助制度
・医療費控除
これらは保険者や、学校、お住まいの市町村によって異なりますのでご確認下さい。
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アトピー性皮膚炎 デュピクセント勉強会

2020.01.27

こんにちは〜☆看護師の平です!

今週はずっと、雨☂️マークの大分ですね。
肌寒くもなってきますので、インフルエンザや感染性胃腸炎など、寒く乾燥する冬はウイルスが活発になりますので、皆様…ご自愛くださいませ。

さて、当院では次々と新しい施術、治療、そして、薬剤が入ってきております!

弘子先生のブログに詳しい説明がありますが、アトピー性皮膚炎でお悩みの患者様に、効果的で、安全な薬剤“デュピクセント”の新しい治療薬による診療がスタート致します。

今までの治療で、十分な効果が得られずに諦めていた方、朗報です!!

詳しい内容は、診察にてお伝えしておりますので、ぜひともご来院くださいませ。

アトピー性皮膚炎は保険診察になりますので、予約なしでのご来院になります。

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アトピー性皮膚炎、デュピクセント開始

2020.01.22

こんばんは、一宮です(^^)

寒い雨になりましたね~。本日も沢山のご来院ありがとうございました。
センター試験が終わってちょっと一息で来られる学生さんが多い今週です。寒い冬が終われば春はすぐそこですね。
ラストスパートがんばってください(^^)/

さて、今日はアトピー性皮膚炎の画期的治療についてです。
アトピー性皮膚炎では世界初のバイオ製剤、”デュピクセント”です!

お昼休みにメーカーさんが勉強会をしてくださいました。

みなさんご存じの通りアトピーは治る病気ではありませんでした。
このデュピクセントは難治性のアトピーに外用剤とは全く違う治り方をする治療薬です。かゆみにも高い効果を示しますが何より肌が違う!これまで数名この治療をされた患者様を診せて頂きましたが、肌が全く違ってやわらかくなっていてびっくりしました。

15歳以上の難治性アトピーの患者様が適応です。副作用も結膜炎と注射部位の反応くらいで安全な治療ですが一番の難点が費用。高いです・・保険適応ですがそれでも高い。ですが、高額医療の対象になりますし、補助もありますので本当に悩まれているアトピーの方には夢の治療だと思います。まずは診察で説明致します。

初回、2回目まではクリニックで注射を行い、その後は在宅での自己注射となります。
注射の治療は予約制となります。初回の診察は予約なしでご来院ください。

あのアトピーが薬で治せるようになったんですね。私も若い頃アトピーでひどく悩んでいたので20年前にこの薬があればきっと治療を受けていたと思います。
新しい時代の幕開けです✨

※今週24日金曜は午後臨時休診となります。
また、3月4日午後も臨時休診です。

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マルホwebセミナー

2019.12.01

こんばんは一宮です(^^)

寒くなって、お肌の乾燥の相談にみえる方がぐっと増えてきました。保湿の季節です。

先週、診療後にマルホさんのウエブセミナーに行ってきました。

おなじみの保湿剤、ヒルドイドクリームの講演でした。使い慣れているヒルドイドですが、初めて聞く内容もありびっくりしたデータもありましたが、保湿剤はどれも同じ・・ではないんです。

発汗には2種類、基礎発汗、温熱発汗があり、アトピー性皮膚炎ではこの基礎発汗が低下していて汗が出にくく皮膚が砂漠のように乾燥しているそうです。

ヒルドイドクリームは表皮に長時間とどまることで発汗機能を回復➡角層水分量が上昇➡キメが整い、色が白くなるなどの作用があります。

塗る量が大切でたっぷり3FTU(1FTUは人差し指の第一関節分)は塗らないとだめだそうです。

白っぽくもたつくくらいまで塗ってください。

たまに市販のワセリンなどで保湿されている方もいますがワセリンは発汗をおさえてしまうのでアトピーの保湿には向かないと思います。

ずっと使っていて知ってるつもりのお薬でも日々情報がアップデートされていくんですね、しっかりキャッチアップして日常診療で患者さまにフィードバックしていきます。

早速アトピーの患者さんに処方しています。角層の水分は皮膚のバリア機能に重要で、汗は天然の保湿剤、上手に保湿して冬場の乾燥から肌を守りましょう!

終了後は仲良し女医友さん方と二次会。

夜遅くまでゆっくりお話し出来て、ご褒美タイムでした♡

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Ⅴトラック

2019.09.18

こんばんは、一宮です(^^)

吹く風が涼しい1日でしたね、これでやっと本当の秋になるんでしょうか。

さて、6月に導入したⅤトラックですが、期待以上の結果が出ていて患者様にとても喜ばれています!
長年のひどい症状でお悩みだった方が、この治療のおかげで肌が変わって今年の夏は痒みが出ずに過ごせました、とおっしゃっていました。治療は2週間おきに照射します。治療時間は範囲によりますが数分で終了して、紅斑などの赤みや色素沈着などもありますが、副作用もほぼなく安全に効果の高い治療です。

 特にアトピーの方によく効く印象で、皮膚が長年の炎症で分厚く硬くなっている方、痒みが強い方には数回でよく効いています。今日も、1回で頑固だった皮疹が治ったと驚かれる方がいらっしゃいました。保険診療、3割負担の方で1000円程度です。(初診、再診料は除く)
適応は診察時に判断して必要な方には説明します。10歳以上の方が適応です。

優秀な機器を選定・導入して日常診療の質を高める、協力な助っ人の登場です!

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アトピー性皮膚炎勉強会

2019.07.11

こんにちは、看護師の東江です。
最近急に梅雨らしくなって蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は最近購入した炭酸水メーカーで毎日炭酸水を作って飲んでいます。同じ水でも涼しく感じてとってもおススメです!

さてクリニックでは先日、マルホさんがアトピー性皮膚炎の勉強会をしてくださいました。

アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られる皮膚の炎症を伴う病気です。
主な症状は「湿疹」と「かゆみ」で、良くなったり悪くなったりを繰り返し、なかなか治らないことが特徴です。

皮膚のバリア機能
皮膚は、表面の皮脂膜やその下の角質細胞、角質細胞間脂質などがバリアの役割を担っており、外からの物質の侵入や水分の蒸発による皮膚の乾燥を防いでいます。アトピー性皮膚炎では、これらの「皮膚のバリア機能」が弱まっているため、外からの異物が容易に皮膚の中まで入りこみやすい状態になっています。「皮膚のバリア機能」はもともとの体質もありますが、皮膚を引っかいたりこすったりといった物理的な刺激や、汗、石鹸、化粧品、紫外線などによっても低下します。

アトピー性皮膚炎の原因として環境素因や、乾燥素因による皮膚のバリア機能の崩壊が痒みを発症し、アトピー性皮膚炎の発現につながっていきます。

ここで重要となってくるのが【保湿】です!

最近の研究によると新生児のうちから肌を保湿しておくと食物アレルギーの発症率が低下したり、アトピー性皮膚炎の発症率を低下させたり、重症化を防ぐことができることが分かっています。つまり、お肌の保湿は皮膚を守るだけでなく、ほかのアレルギー症状からも体を守る働きがあるのです。
毎日小さい赤ちゃんの頃からお風呂上りに塗ってあげるとお子さんの将来のアレルギーの発症率や重症度も変わってくるのです。
とは言え、家事に育児に忙しい日々・・・。毎日欠かさずといっても大変ですよね。
ここで活躍してくるのが泡で出る保湿剤。ヒルロイドフォームです!


この、ヒルロイドフォーム何が良いのかというと、
・泡のきめが細かく垂れにくい!
・べたつきが少なく、暑くなるこれからの時期でもさっぱり使える!
・忙しい朝でも素早く塗れる!
いいとこ尽くしなんです

塗布量の目安ですが、付属のキャップと同じサイズ手に出していただくと、薬1gになり、手のひら4枚分となります。
塗るときは強く塗り込まない様にやさしく押し当ててください。
少し肌がてかる程度、ティッシュペーパーがくっついて剥がれない程度が目安です!

早めの保湿でバリア機能を高めてアレルギーを予防しましょうね☺

当クリニックでは、治療とそのサポートをするスキンケア指導もしっかり行っています。
不安や質問などどんな小さなお肌のお悩み事でもお気軽にお声かけ下さい。

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Vトラック導入しました。

2019.07.01

こんにちは ナースの手嶋です。
雨量が多く、災害が心配されます。
来院の際もお気をつけてお越しくださいね。

さて、今日は保険治療のVトラックによるエキシマ紫外線療法についてご紹介します。中波紫外線の光線療法で、紫外線により免疫反応や細胞の増殖を抑えることで皮膚病を治す方法です。

光線療法の効果が期待できる疾患はアトピー性皮膚炎、乾癬、白斑、掌蹠膿疱症、円形脱毛症、慢性湿疹などです。

☆皮膚が赤く、かゆみがあり、カサカサする
☆皮膚が赤くなりポロポロ取れてかゆい
☆皮膚の色が白く抜けてしまった
☆手や足の裏にプツプツとした水ぶくれができる
☆突然、部分的に髪の毛が抜けた

これらの疾患の多くは原因が解明されておらず、難治性で、これまでも気長な通院が必要でしたが、症状によっては患部に紫外線を当てることが有効な場合があります。

治療の流れとしては、診察にて症状に合わせて適切な照射量を設定し
ゴーグルで目を保護して、1ショットずつ患部に照射していきます。痛みはほとんどなく、麻酔は必要ありません。

治療回数は複数回の治療を継続することで、症状を穏やかに改善していきます。かゆみの軽減効果は早いといわれいます。

Vトラックは治療時間が短く、患部だけに紫外線を当てるので安全な治療として期待されています。

治療の効果を出すために、患者さまには照射後の赤みの持続時間を24時間目、48時間目と観察していただき、次回診察時に教えてください。1日から2日、赤みが持続するのが適正値とされています。

強い痒みや、顔や手といった人目につく部位のブツブツ等の症状は心理的負担も大きく、日常生活へも影響を及ぼし、お辛いですよね。他の光線療法や外用剤との併用も可能な治療ですので、詳しくは診察時ご相談くださいね。

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アトピー性皮膚炎勉強会

2019.06.11

こんばんは、一宮です(^^)

本日も沢山ご来院ありがとうございます。
最近、美容の初診の患者様で予約がなかなか取れなくてやっと来れました!って言われる事が多いです、ご予約が取りづらくなっているようでご迷惑をお掛けしております。
蒸し暑い日が続いてますね~、そろそろ梅雨入りでしょうか☔

初診の方でも当院のブログをチェックしてくださっている方も多くてありがとうございます。
先日、ゼオスキンをずっと使われている患者様と肌診断のビフォーアフターを一緒にみていたのですが、シミ、はり、たるみ、その変化に驚かれて、
”少しは変わると思っていたけど、化粧品で本当にこんなに変わるなんてすごいですね✨”っておっしゃっていました。
正しく使えば必ず結果が出る化粧品です。

さて、先週はお昼休みにマルホさんがアトピー性皮膚炎の外用指導の勉強会を開催してくださいました。

具体的な説明の方法や薬の部位別の使用量など大変参考になりました。
アトピー性皮膚炎、新薬の登場で以前とは変わりつつありますがやはり慢性疾患。ニキビやシミと同じで日常のお手入れがとても大事です。当院の治療、患者様指導のプロトコールを作成中です。
実際に外用のやりかた、継続期間などなど必要な情報を私やスタッフから正しくお伝えして患者さんと一緒に治療継続できる工夫をしてみたいと思います。

スタッフブログにもありましたが、アトピーの患者様向けのアプリなどもできたそうですよ~↓↓

マルホさんのHPからも見られますのでチェックしてみてくださいね~!
http://www.maruho.co.jp/

<臨時休診のお知らせ>
6月29日(土)
7月12日(金)・13日(土)
は臨時休診となります。
また、
7月5日(金)は都合により夕方の受付時間17時までで締め切らせて頂きます。
8月9日(月)は午後休診
8月11~15日は夏季休暇を頂きます。
ご迷惑をお掛けしますが何卒よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

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